かんな台の調整

かんなの台は木で出来ているため
膨張や収縮があります。

また、使っているうちに磨り減ったりするため、正確な削りをするためには
台の下端面を調整する必要があります。

替え刃かんなも、台が木で出来ている以上、調整は必要です。

「かんなは台で切る」と言われるくらい、台の調整は重要です。

なぜ調整するのか?

・左は、また極端に下端面が狂ったかんなの図です。刃の出し方の所で、刃は髪の毛1本分ほど出す。と述べましたが
下端面が狂っていると、図の矢印、刃が材に当たらないのです。

・刃が材に当たらないため、当然削れません
削ろうとすると必要以上に刃を多く出さなければならなくなり
結果、きれいに削ることができません。

・刃の出し方をいくら微妙に調整しても、台が狂っていては意味がないのです。

調整の仕方

・上の図を見てもらえばおわかりになると思いますが、
刃が正確に材に触れるためには、下端面をフラットにする必要があります。

・とは言え、下端面全体の平面を正確に出すことは困難です。

・左の図の矢印、台尻、刃口、台頭の3ヶ所だけを材に触れる部分とし、正確に平面をだします。
荒仕上げ、中仕上げに使うなら
台尻と刃口の2ヶ所だけでかまいません。

・平面を見るには 下端定規 や、スコヤなどを様々な方向で当てて確認します。

・出っ張っている所を、台直しかんなで削っていきます。

立ち鉋 48mm ・台直しかんなは必需品です。スクレイパーでも代用できるそうですが、私はやったことはありません。
立ち鉋 48mm
・左はかんなを前から見た図です。台は木の性質上、両脇がふくらむ形で狂ってきます(木のどの部分から取られた台なのか、また使い方によっても違いますが)
矢印は台直しかんなを動かす方向です。
横削りをします。

・と書くと簡単そうですが、実際やってみると、
どこが出っ張っているのか、どれくらい削ればいいのか、なかなかうまくいきません。

誰でも簡単に出来る台の調整方法

@かんなの刃を引っ込めておきます(抜かないでください、刃を抜くと微妙に下端面が狂います)

A下端面に鉛筆で1cmくらいのマス目を書きます(適当でいいです)

B下のような面直し器の上を、普通にかんなを引く時の要領で引きます。

ペーパー式面直し器 本体 ・写真ではわかりにくいのですが、表面にでこぼこがついています。
ペーパーを替えれば砥石の面直しにも使えます。
自作の物より使い勝手はだんぜん良いです。
ペーパー式面直し器 本体

・面直し器は自分でも作れます、
まず厚めのガラス板をゴミ収集所から拾ってきます(何ヶ所か回れば必ず1〜2枚はすてられています)
それに、サンドペーパーを両面テープで貼り付けたら出来上がりです。

Cすると、鉛筆で書いたマス目がペーパーで削られて消えます。
正しく調整されていれば、上で述べた3ヶ所(台尻、刃口、台頭)が削られ
他の部分のマス目はそのまま残っているはずです。

D3ヶ所以外で、マス目が消えている所があれば、そこが余分に出っ張っている所です。
ここを台直しかんなで削ります。

以上で下端面の調整は完了です。10分もかかりません。







かんな
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かんなは台で切る。
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