かんなの選び方

トリマーやルーターのない時代
職人は自分の行いたい加工にあわせて、かんなを自作していました。

そのため様々な特殊なかんなが存在しています。

ごく普通に使う平かんなについても
かんな台は職人自ら作っていたようです。

今でも台を自作している職人さんはいます。

このため、平かんなひとつとってもサイズが色々とあります。

初めてのかんな

・種類が多すぎて、初めての方は何を揃えていいのか
迷ってしまいます。

何を作りたいかによっても選ぶかんなは違ってきますが

平かんなと小かんなの二つあれば大体の物は作れます。

・丸かんなやキワかんななどの特殊なかんなは
あれば便利といった程度で、はじめからそろえる必要はないと思います。

平かんな

・まず、替刃式にするかで迷われると思いますが

初めての方は、刃を研ぐ必要のない替刃式がいいでしょう。

河よし 替刃式かんな 65mm ・替刃式かんなのスタンダードといっていいかと思います。
サイズも色々あります。

サイズにより値段は異なりますが大体1万円ほどと
比較的手軽です。

・私は同じ物を2つ持っていて、荒仕上げ、中仕上げ用と
使い分けています。
河よし 替刃式かんな 65mm
大工道具・販売/ハイス竹虎替刃式かんな/サイズ(mm):本体/65 ・替刃式の欠点である、刃のビビリを抑える機能が
使われています。

ハイスの替刃の切れ味も充分です。
大工道具・販売/ハイス竹虎替刃式かんな/サイズ(mm):本体/65

替刃はなんとなく嫌だ、ちゃんとしたかんなが欲しいと
思われる方もいると思います。

道具にほれこむことが、木工上達の早道だと思います。

どうせ趣味なのですから
替刃式で妥協したくないという、自分の心の声には忠実に従うべきです。

かんな刃の砥ぎは確かに難しいですが
ある程度砥げるようになってくると、砥ぎ自体が面白くなってきます。

自分が砥ぎあげたかんなで刃幅いっぱいに
薄い木屑が出てくるときの充実感はなんとも言えません。

このサイト内でも、刃の研ぎ方について解説していますので
ご参照ください。

大工道具/常三郎鉋「酒壷(みき)」粉末ハイス鋼使用(白樫・60ミリ・普通堀・裏出し不要) ・台や刃のグレードを考えると
最低でも2万円以上の物が無難と思います。

左の60oくらいが使いやすくおすすめです。

ハイス鋼のかんな刃には裏出しの不要な物があります。

裏出しは結構面倒です。くわしくは「裏出し」をご参照ください。
大工道具/常三郎鉋「酒壷(みき)」粉末ハイス鋼使用(白樫・60ミリ・普通堀・裏出し不要)
大工道具/常三郎鉋「酒壷(みき)」粉末ハイス鋼使用(赤樫・65ミリ・普通堀・裏出し不要) ・刃物の産地、播州三木の名品です。

私の使っているかんなは左の物とは違いますが
常三郎の6万円ほどの物です

気が付くと、私が所有している物の中で
自家用車の次に高価な物となっています。

自分のスケールの小ささに驚いています。
大工道具/常三郎鉋「酒壷(みき)」粉末ハイス鋼使用(赤樫・65ミリ・普通堀・裏出し不要)
千代鶴貞秀 平鉋 寸八 『胡蝶の舞』 直筆色紙付き ・名工、二代目千代鶴貞秀の逸品です。

私は名前だけのブランド物には懐疑的ですが
「千代鶴」は道具屋で見てほれました。

と言っても使ったことはありませんが・・・

左の品は15万円です。
この値段を高いと思うかは人それぞれですが

私は決して高いとは思いません(手は出ませんが・・)
千代鶴貞秀 平鉋 寸八 『胡蝶の舞』 直筆色紙付き

サイズについて

・加工の種類や、使う人の体力や手の大きさにあわせて
様々なサイズに分かれます。

・一般に大きなサイズの方が、刃幅と重さを利用し
広い面積をきれいに削ることができます。

プロの職人さんは、身幅70o(寸八)を使っている方が多いようですが
70oのかんなは私には重たくて使いこなせません。

体力に自信のある方はどうぞ。

私がふだん使っているのは、65o(寸六)です。
大きな家具などを作る場合も、このサイズで充分対応できます。

手の小さな方や、女性には65oでも大きいかもしれません。

私の知っている女性の木工家は
60o(寸四)か55o(寸三)を使っています。

かんな台について

・かんなの台は、赤樫(あかがし)か白樫を2〜5年ほど
自然乾燥させたものが使われています。

見たまま、赤いのが赤樫台で、こちらの方が
値段は高めですが、どちらを選ぶかは予算と好みでいいと思います。

赤樫台も白樫台も普通に使う分には差は感じません。

・樫の木の、どの部分から作られたかによって
追い柾(おいまさ)台と柾目台にわかれます。

追い柾台の方が狂いが出にくいのですが
台の減りは早くなります。

柾目台は狂いは出やすいのですが
目が均一で減りにくく、割れにくいようです。

・どちらがいいのかは一概に言えません。

面白いことに、その地方によってどちらの台を好むかが分かれているようです。

ちなみに私の住む関東北部では
「台は追い柾でなきゃあ」という職人さんが多いようです。

・カタログなどを見ていると「包堀(つつみほり)」「普通堀」と書かれていることがあります。

これは台の刃口部分の形状の違いで
一般に「包堀」の方が高級とされているようですが

私は包堀の台は使いにくく感じます。

慣れや好みの問題なのかもしれませんが
包堀のメリツトがわかりません。

わざわざ値段の高い包堀を選ぶことはないと思います。

小かんな

・字の通り、平かんなを小さくした物と思ってください。

小回りが効くため面取りや、狭いところの削りなどに重宝します。

小物を中心に作る方なら、小かんなだけでも良いかもしれません。

大工道具・販売/ハイス竹虎替刃式かんな/サイズ(mm):本体/48 ・小かんなのサイズとしてはここにある48oくらいが適当かと思います。

ハイス鋼使用の替刃式です。替刃式特有の刃のビビリを抑える機能が使われています。

台には特殊樹脂を注入、狂いが少なくなっています。
大工道具・販売/ハイス竹虎替刃式かんな/サイズ(mm):本体/48
包春 豆平鉋 42mm 替刃はちょっと・・という方はこちらをどうぞ。
包春 豆平鉋 42mm






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かんな選びには時間をかけるべきだが、いくら時間をかけてみても
結局は使ってみないとわからない。
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