ドラムサンダー 使用レポート

 KERV ドラムサンダー DR-400

・2008年4月、ついに念願のドラムサンダー購入しました。
オフ・コーポレーションで購入、ドラムサンダーはJETやPERFORMAXなど

数社から出ていますが、スペックを見た限り大きな違いがないことや
オフ・コーポレーションで現在取り扱っているのが、この機種だけだったので

KERVに決めました。値段的にも他社の製品は10万円以上してしまい
とても手が出ませんでした。

・KERVでも私としては思い切った買い物でした
いろいろ悩んだ経緯はドラムサンダーのページを見てくださいませ・・

思い切ったきっかけは、今まで空き地だったとなりに家が建ち
音の大きい自動かんな盤が使いにくくなったためで

仕上げのためと言うより、自動かんな盤がわりの厚さ決めのために使うつもりです。

 ドラムサンダー到着

・本体重量55kg、ふたりがかりで作業小屋に運びました。
通常この機械はスタンドに乗せ、立った姿勢で使うものだと思いますが

作業場のスペースの問題で、スタンドはあきらめました。
台車のような物を作って、それに乗せて使う予定で

とりあえず、床の上にドンと置いてあります。
二人で加工する場合、材を送る方と

機械から出てきた材を受け取る方に分かれることができますが
一人で加工する場合、材を送りながら
出てきた材を受け取る方にまわりこまなくてはならないので

床にしゃがんだ姿勢はやりにくいのですが
スタンドを入れられないため仕方ありません。

 各部チェック

・まずは説明書を読みながら組み立て
と言っても、ほとんど一体形で昇降ハンドルを取り付けるくらい

ペーパーも80番が取り付けられていて
組み立てらしい組み立てはありません。

・説明書はわかりやすく日本語に訳されています。
説明書の冒頭に「この機械は自動かんな盤の代わりとしては使わないで・・」

とありましたが、自分に都合が悪いところは
とりあえず飛ばして読み進めます。

材を送るベルトコンベアの張り具合や
ペーパーの巻かれたドラムも確認しましたが

特に問題はありませんでした。

 左右の精度

・ドラムサンダーの加工では0.1o単位での精度が求められますが
この機械は写真で言うと左側がオープンになっています。

つまり回転するドラムは右側だけで支えられていることになります。
普通に考えると、自分の重さでドラムは左の方におじぎしてしまうのでは?と思えます。

そうすると、機械を通した時、左右で材の厚さが違ってしまい
これは実際に使ってみるまで心配でした。

剛性の高い(=値段の高い)機械ほど、この点は安心でしょうが
KERV DR−400はどうかな?と正直思っていました。
この手の機械や道具は買ってすぐに使えるものではなく

いろいろ調整が必要で、この機械も左右の精度を調整するのに
手間取ると半日くらいはかかるかなーと覚悟していました。

・まずはドラムをコンベアに接地させた状態で
機械をのぞきこんで、隙間から漏れてくる光で左右の誤差をチェック

この段階では左右の誤差は見られず
次に実際に材を研磨して左右の値を調べていきました。

デジタルノギスを使い、材を変えたりして何度か試した結果
左右の誤差は0.1〜0.2o!!

測定の誤差も考えると、素晴らしい精度です。
(たまたま、この機械のセッティングが当たりだったのかな?)

 騒音

・空転時の音はシューと非常に静かで問題ありません。
幅広の材を加工すると音は大きくなりますが

騒音計で測ったところ約82dB
ボール盤で穴あけしている時で80dBですから

それより少し音が大きいくらいで
自動かんな盤の破壊的な音とはくらべものにならないくらい静かです。

 送りローラー

・左の写真、手前の送りローラーはホームセンターで安売りしてた物です。
鼻落ちをふせぐために置いてあります。

・作業場が狭いため、材を送る時は作業小屋の扉をフルオープンにし
外から送るようになります(雨が降ったらどうしよう?)

材が出てきたら機械の反対側にまわりこんで受け取りますが
コンベアのスピードを遅くしておけば

あわてて回り込むことはありません。
また、機械の負荷を考えてもコンベアのスピードは
遅めくらいが良いと思います。

 集塵

・左の写真、集塵ポートに異径塩ビパイプで集塵機に接続してあるところです。
予測していたことですが、この機械は粉塵がすごくて

手持ちの集塵機の能力ではとても吸いきれません。
これはドラムサンダー自体の問題ではなく

集塵機のパワーをあげるなり、圧力損失を防ぐ工夫をするしかありませんが

・左の写真で言うと、右側のドラムに特に粉塵がたまってしまい
それが何かの拍子にドサッとコンベアの上に落ちてきます。

0.1o単位の精度が求められる加工ですから
粉塵のかたまりの上に材を乗せてしまったら
それだけで精度が狂ってしまいます。


今のところ、こまめにドラムカバーをあけて
たまった粉塵を処理するようにしています。

この機械を導入する際は粉塵処理が大きなウエィトを占めてきます。

 ドラム高さゲージ

・何度か述べましたが0.1o単位の加工となります。
購入した段階ではインチのゲージがついていますが

わかりにくいのでミリのスケールを取り付けました。
ゲージの▽も読み取りにくいので

左の写真では分かりにくいですが▽の先端に裁縫の針を接着
針の先端でメモリが読み取れるようにしてあります。

・▽とスケールの間に5oくらい距離があって
読み取りにくかったため、粘着テープでゲタをはかせて

▽とスケールの距離を0.5ミリくらいにしています。

・とりつけたスケールは0.5ミリ刻みのメモリのため
より正確に高さを読み取りたければ

デジタルノギスを取り付けた方がいいと思いますが
今のところ、それほど数値の読み取りは重視していません。

 ドラム高さの調整

・ドラムの高さ調整で材を削る量が決まり
0.1o単位の精度が求められると言っておきながら

「数値の読み取りは重視していない」とは矛盾していますが
私のスタイルとして数字はあまり重視しません(数字に弱いので)

図面もろくに書いた事はなく、現物の都合にあわせて
何でも作っています。

図面を書いたところで、例えば30ミリの天板の机で設計しても
30ミリにあがる材が入手できないこともアマチュアですから

良くあります、30ミリは無理で27ミリに変更、そのつど図面を書き直すなんてことは面倒だし、どこかで計算間違いが出るのでやりません。

ですからドラム高さの調整も現物を機械に突っ込んで
そこから削りたい分、0.1〜0.3ミリ分ドラムを下げるようにします。

高さ調整ハンドルを4分の一回転させると約0.4oドラムが動くので
その感覚で高さを調整します、写真の赤いマジックで書いたのは左にハンドルを4分の一回すと0.4o動く、というメモです。
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