ままごとキッチン

・2007年 夏に作りました。

同じものが二つありますが
一つ作るのも、二つも手間はたいして変わらないし
一つは人にあげてもと思い一度に二つ作ってみました。

でも一番の理由は
仕上げの違いでどれくらい変わるのかを見たかったからです。

・本体はビスケットジョイント、扉部分はホゾで組んであります。
引き出しは箱作り構造で、加工が簡単で強度も充分です。
・パインが手に入ったので何かカントリーなものを
ということで作ってみたのですが

パインのような柔らかい木は加工がしやすい、とも言えますが
きれいに仕上げるには、刃物に気をつかうので結構面倒だと思います。

・パインがどれくらい収縮、膨張で動くかわからないし
一番湿度が高い時期に作っているので

木が動いても割れなどが出ないような作りにしています。
具体的にいうと、扉のかまちやバックボードは接着剤で固定せずに

溝に入れ込んで、木が収縮、膨張しても溝の中で動けるようになっている(はずです)
・ままごとキッチンは、これ一つの中に
扉、引き出しなど家具作りの要素がたくさんはいっていて面白かったですね

デザインは市販の物を参考にしたのですが
市販のものは、ほとんどどれも同じようなデザインで

材もほとんどがパインで、何か決まりがあるかのようです。
なんと言うか・・・つまらないデザインだなと思ってしまいます。

マネをしておいて文句をいうのもおこがましいですが
こどものおもちゃなんですから、もっとデザインの自由度があっていいと思います。

・たぶん、ままごとキッチンはまた作る機会があると思うので
それまでに、もう少し面白いものを考えておきたいですね。

・コンロのつまみはガチャガチャ回ります。
丸棒にプラスティックをはめこんでみましたが

もっと簡単で、丈夫な作りにできそうです。
・最近何を作るにも、作るのは早くなってきていますが
仕上げに多くの時間を費やす傾向にあります。

・今回、一つはリボスオイルの3回塗り+ワックス仕上げ
もう一つは、ミルクバターペイントという塗料を試してみました。

この塗料を使ってみたくて、二つ作ったようなもので
アメリカ開拓時代にうまれたミルクカゼインを主原料にし

天然成分から出来ているので、こどもが使うものにはいいんじゃないかと思います。
耐久性、使い勝手、仕上がり具合なんかは実際使ってみないとわかりません。
・バターミルクペイントの使い方は、左のはじめての簡単木工(no.2)に紹介されています。
女性むけにカントリー作品などを紹介した本ですが

男性むけの木工本より内容は濃いかもしれません。
本屋さんにも置いてあるかもしれないので、一度は目を通されると良いと思います。
・使い勝手は、いわゆる水性ペイントで購入時の物は
のびが悪いので、水で薄めて使いました。

色つけすることで節なども目立たなくなりますし
濃いままでビタッと塗ると、多少のキズやすきまは分からなくなるのが快感でした。

管理人は木目をいかした仕上がりが好きなため
こうした塗料の仕上げはあまり好みではありません。

木目が生きてないのは管理人の腕とセンスが悪いからで
塗り方によってはもっと自然な風合いがだせそうです(初めて使ったので、こんなもんでしょう・・)

カラー種類も多いし、いろいろ試してみるのも面白そうです。
最後の仕上げにシェラックニスを塗りました。

シェラックとミルクペイントの相性を見たかったからですが
なかなか良いと自分では思ってます。

ミルクペイントもシェラックも人にやさしい塗料で
こどもが使う家具には適してると思いますが

シェラックで仕上げるなら別にミルクペイントを使わなくても・・
塗装、仕上げについて迷走を続けています。

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