丸のこ盤の使い方 (3)

縦切り

・私は長い材の縦切りは危険なので丸のこ盤ではほとんど行いません。

帯のこ盤(バンドソー) が比較的安全です。

・縦切りの場合でも、前のページで述べた、はじき飛びには注意が必要でが
もう一つ、縦切りで気をつけなければいけないのが反発です。

これは切断中に、回転する丸のこが何か硬い所に当たったり
切断された木が丸のこをはさみこんだ時におこります。

反発もこわいですが、それに慌ててしまったことから起こる
二次的なけがの方が多いように思われます。

・切断された木が丸のこをはさむのを防ぐための安全装置が、割り刃です。

もしも木にはさまれるなどして丸のこが止まってしまったら、すぐに電源を切りましょう。

いざという時に慌てないよう、普段から、緊急停止は練習しておきましょう。

私の使っているデルタ社のテーブルソーは
膝で停止スイッチ(写真の赤い部分)を押せるように作られていますが

さらに安全のための緊急停止バー(パニックバー)をとりつけています。


安全のためというのはもちろんですが、丸のこが止まった状態で運転を続けると
モーターに多大な負荷がかかり、モーターが焼きつきます

メンテナンス

・定期的に各部にグリースをさし
丸のこは、しばらく使わない時はさび止めをスプレーしておきます。

・テーブル面も、1日に1度は乾いたウェスで拭いてあげましょう
テーブルにさびが浮いたり、ヤニがついたりすると、加工中に材の滑りが悪くなり危険です。

マーベルケーブルスライダースプレータイプ(LPG使用) ・テーブル面の滑りが悪い時はシリコンスプレーをふきつけます。
マーベルケーブルスライダースプレータイプ(LPG使用)

スライディングテーブル
・左の本の中でテーブルソーのジグについていくつか紹介されています。

その中で、スライディングテーブルという物があり、さっそく作ってみました。

どれくらい使い勝手が良いのかは疑問でしたが
合板など、ありあわせの材料で簡単に作れるので試しに作ってみたところ

結構、使えます。私が使っているのはデルタの丸ノコ盤で
デルタは好きなメーカーですが、いくつか使いにくさを感じていました。

一つは、私が使っている機種では刃が出てくるところ(口板)の交換ができません。
口板は使ううちに磨り減ったりするため交換が必要ですし

直角切り、留め切り、また刃によっても何種類か交換するものだと思いますが
これを一枚の口板で間に合わせているため

どうしても精度が落ち、危険で出来ない加工もでてきます。
もう一つはマイター定規、直角定規の精度が出しにくい点です。

鋳物で出来た業務用の丸ノコ盤とは値段が数十倍も違うのですから
これは、この価格帯の機械ではどうしようもないと思います。

デルタのテーブルソーはそれでも精度が出る方だと思います。
さらに不満を言うとテーブル面の大きさから、切断できる材の幅が限られる点で

これは作業場のスペースから、この機種を選んだ時からわかっていたことで
どうしようもないのかなとあきらめてました。(むろんデルタのせいではありません)

こうした不満がスライディングテーブルで解消されてしまいました。
長尺物の縦切り以外の加工はほとんど全てスライディングテーブル上で行えますし

私は縦方向の長い切断は丸ノコ盤では行わないので
今ではほとんど、このスライディングテーブルを装着しっぱなしです。

合板で出来ているため材との摩擦係数が高く、切断した木っ端がカタつくこともないので
はじき飛びの危険も減ると思われます(過信は禁物ですが)

これを作ったのは2月で、精度を出したい為、スライドレールをきつめに作ったので
湿度があがりスライドレールの材が膨張すると滑りが悪くなるとは思いますが

その時はまた対策を考えます。構造は単純でデルタ以外のメーカーでも使えるはずです。
手持ちのテーブルソーに不満を感じている方は、ぜひ試してみて欲しいと思います。



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アマチュアが使うレベルの丸ノコ盤で、縦切りは考えないほうが良い。