管理人は料理が好きで、家でもよく作ります。

難しい料理や凝ったものは作りませんが
普通のお惣菜は大体、何でも作れます。

料理と木工って、よく似ているなと時々思います。

素材を知り、素材の持ち味を活かすこと

・料理について専門的に勉強したことはなく
見よう見まねでつくっていますが

我が家では調味料に頼ったような料理は評判が悪いです。

その時々の旬の素材
(旬の素材というのは、大抵その時スーパーで安く売られているので経済的でもあります)を

素材の味がしっかりわかるような料理でないとなかなか食べてもらえません・・・

素材の味をひきだすというのは難しいもので

その素材の特徴や適した調理法を知る必要があります。

・たとえばサンマ、秋口には油の乗ったおいしいサンマが安く出回ります。

これをどう調理するかですが、一般に魚について私は
新鮮なものは刺身、次に焼き魚、鮮度の劣るものは煮物

といった順番で考えています(鮮度の良いものをあえて煮物にすることもありますが)

サンマについては秋にとれたものは油が乗りすぎていて
刺身には不適と思うので、調理法から刺身は除外します。
(和歌山県のサンマ寿司は有名ですが、これは南下し程よく油の落ちたものを調理します)

蒲焼や揚げ物も考えられますが、シンプルにサンマのおいしさを
味わうなら、やはり焼くのが一番だと思います。

時間のないときは台所の魚焼きグリルで焼きますが
我が家ではほとんど、七輪で炭で焼いています。

さいわい木工をしているので、炭の火付けに必要な木屑は大量にあります。

・何の話しをしているのかわからなくなってきました・・

要は素材(木)の良さを引き出すためには
素材についてよく知り、素材にほれ込むことが大事だと思います。

・木は種類によって性質が違うのはもちろんですが
同じ木でも、どんな所に生えていたか、どんな育ち方をしたかによっても性質が違っきます。

(昔の職人さんは木が生えている現場に行き、育ち方をみてから伐採、乾燥し
使用していたそうです。そうしないと加工途中で思いがけない動きを木がすることがあり
怖くて使えなかったようです。)

その上、同じ一本の木でもその部位によって性質がかわりますし
乾燥のしかたにも大きく左右されます。

・これらを見極めたうえで、その木に適した使い方、加工法を考えていくわけです
むろんこれは並大抵のことではありませんが

このことを頭に置いていれば少しずつ少しずつ木のことがわかってくると思います。

素材が良ければ、調理法(加工法)はやはりシンプルなものが良いですね

すっきりと、木の持つ美しさを見せてくれるような作品が私は好きです。

・単に好き嫌いの問題かもしれませんが、ごてごてと手を加えて
何を食べているのか分からない料理と

作り手がいじくりまわしすぎた作品は見苦しいなと思ってしまいます。

道具の大切さ

・料理の世界のことはよく知りませんが
プロの料理人は包丁やなべなどの調理道具に

非常に気を使い、大事にしているはずです。

・素材を活かすためには、どうしても道具が良い状態にあることが必要だと思います。

せっかく新鮮な魚でも、ぼろぼろの包丁で卸されては台無しです。

・木工でも、木目の美しさを際立たせたければ
かんなの調子を最高にする必要があります。

上手な人ほど道具に気を使い、大切にしています。

他、料理と木工の共通点

・どちらも人間の営みに欠かせないものであり
非常に古くからの技術、知識の積み重ねがあること。

それでいて、現在の科学では解明できない部分が多く残されていること。

・物を作り上げる行為ということで共通している

私が料理好きなのは、この辺が理由かもしれません。

・非常に奥が深く、何十年かかっても極めるということはないでしょう。


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木工格言(古今の格言から、管理人が勝手に作ったものまで)

料理と木工、どちらも失敗しないと上手にならない。