塗装の方法 (1)

塗装をすると木地(素地)のアラが残酷なくらい浮き上がってきます。

リップマークやナイフマーク、かんなの逆目ぼれ、接着剤の拭き残し
パテ埋めした所・・・

塗装前にはそれほど気にならなかったアラが塗装によって明確に現れてきます。
ですから、塗装に入る前の仕上げが重要になってきます。

私の場合、1つの物を作る際、初めの墨付けと、塗装前の仕上げに
特に時間をかけるようにしています。

水引き

・組み立て前にきれいにかんなをかけた部材も
その後の加工や組み立ての過程で表面には大小さまざまな凸凹ができています。

・この凸凹を修正するために、かんなやペーパーをかけるのは良いのですが
凹の部分は、木の繊維が圧縮された状態にあります。

凹の周囲を削って平面を出したとしても、凹の繊維が圧縮された部分は
そのまま残ります。

平面がでたからとそのまま塗装をおこなうと
圧縮された繊維が塗料の水分を含んで復元してきます。

結果、凹だった部分が逆に塗装後凸になってしまいます。

・それを防ぐために、仕上げのかんなをかけるまえに
木に充分水を含ませ、凹の部分を復元させておきます。これを水引きといいます。

・やり方は簡単です、ウェスなどでびちゃびちゃに濡らして下さい
後は直射日光を避けて乾燥させておきます。

・水引きには凹を復元させるためと、木の表面をけばだたせておく目的があります。

仕上げかんな

・水引きでふくらんだ所や、けば、をかんなで一気に削り取ります。

かんな台や裏金を充分に調整し、刃の出はほんの少しにします。
余分な材を試しに削ってみて、薄い削り屑がきれいに出てくるか確かめてください。

ここで逆目ぼれを出すと泣きたくなります、木目を良く見て順目方向にかんなをかけます。

サンディング

・かんなをかけた後、サンドペーパーで研磨をします。

表面の平滑だけを見るなら、かんなをかけた後の方が滑らかです。
サンディングは塗料の乗りを良くするため、表面を適度に「荒らす」効果があります。

電動のサンダーがあると非常に楽です。

・ウッドデッキなどの2×4の大物の場合は、80番のペーパーをサンダーにセットし
おおまかに研磨した後、180番にセットしたサンダーで研磨して終わりにしています。

・家具など、屋内で使う物は、やはり80番→180番のサンダーをかけた後
かならず、手作業で240番のペーパーをかけていきます。

これは、機械のサンディングでできた微小な傷を取り除くためです。

・手作業でペーパーをかける際は
必ずペーパーをサンディングブロックにとりつけてください
(その辺にある平面が出ている適当な木片に両面テープでペーパーを貼り付けるだけでも充分です)

・サンディングブロックを使わずに、手だけでペーパーをかけると
指の凹凸をペーパーが拾ってしまい、きれいな平面がでません。

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ペーパーホルダー

・ペーパーをかける方向は基本的に木目に沿って、と私は考えていますが
人によっては意見がわかれます。

・手作業でのペーパーかけは、最終的な確認も兼ねて時間をかけて丁寧に行います。

そのためにも、この前のサンディングは機械で楽に済ませておきたいものです。

はじめから手でペーパーをかけていたら途中から嫌になってきます。

次のページで オイル仕上げについて紹介しています。






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