木工の安全について<電動工具の扱い>

・硬い木でも楽々切断、加工してくれるのが電動工具の利点ですし

手工具だけで精度の高い加工をするのは
アマチュアには難しいものです。

電動工具を正しく使えば誰でも比較的簡単に
精度の高い加工が可能です。

アマチュアほど電動工具を活用するべきだと思います。

・反面、大きな危険も伴います。
電動工具でのけがは下手をすると命を落とす場合もあります。

・ホームセンターなどで誰でもすぐに電動工具を
購入できますが

電動工具の取り扱い説明書を見ても
危険性についての注意はほとんど書かれていないように思えます。

また私から見て、使うのがためらわれるような
おもちゃのような電動工具も普通に売られています。

用途にあわせて使えばいいだけですが
あまり安価な機械は危険です。

それぞれの機械について
普通の木工に使える機種をそれぞれのぺーじの「選び方」で紹介しています。

・また、それぞれの機械に特徴的な危険性、注意点についても
それぞれのページで解説しています。

・電動工具を購入する前、使う前に、ちょっとでも目を通していってください。

各機械に共通する注意点

@ 刃物の通り道に手を置かない! これは手工具でも言えることです
   クランプや押し棒などの冶具を活用してください。

A あらかじめ機械や材の動きをシュミレーションする。コードが邪魔にならないか
   刃物はどのコースを移動するか、その途中に危険なものはないか

   材を動かす手の動きに危険はないか、加工した材をどこに置くか
   などなど、機械を動かしてから慌てることのないよう
   事前にシュミレーションをしてください。

B 刃物の交換や定規のセットをするさいは誤作動をふせぐため
   コンセントを抜いておく。

C 回転系の電動工具の後ろに注意!木片が高速で飛んできます。
   手持ちの丸ノコなどの場合は、丸ノコ自体が後ろにむかってきます。

   不用意に機械の後ろに立たないよう心がけてください。

D 機械の保守点検はこまめに行ってください。
   何か異常を感じたらその機械を使うのはやめてください。

E 機械が定速回転をはじめてから加工を行ってください。
   (電源を入れてすぐは回転が安定していません)

F 刃物の動きが完全に止まるまで手を出さない。

  電源を切ってもしばらく刃物は動き続けます。
  動きがゆっくりになってきたからといって油断は禁物です。

  ごくゆっくり動いている丸ノコの刃でも触れればすっぱり切れます。

  刃物が完全に止まるまでは手を出さない習慣をつけるようにしてください。
  加工が終わった後の油断した瞬間は非常に危険です。

  刃物が止まるまで、刃物から目をはなさず
  石のように固まって動かないことを習慣にするといいと思います。

G 何があっても慌てない!口で言うのは簡単ですが
   なかなか出来ないことです・・

   電動工具でのけがはキックバックなどのトラブル
   それ自体によるけがよりも

   トラブルが起こったことで慌てて体勢を崩したり
   不用意な動きをしたことによるけがの方が多いようです。

   電源を切り、刃物の動きが止まるまで落ち着いて対処できるよう
   ここでも事前のシュミレーションが重要になってきます。

H トラブルがあった日は作業をやめましょう

  そんな日は何か調子が悪い日なのです
  おまけにトラブルで動揺し、なお悪い状態にあるはずです。

  仕事じゃありませんし、そんな日はそれ以上作業をするのは
  やめてゴロゴロしていた方がいいでしょう

  ゴロゴロしているうちに、なぜトラブルが起こったのか
  冷静に判断できてきて、それが今後に活きてくるものです。

手工具との違い

・根本的に電動工具と手工具は別の物と考えてください。

・パワーがぜんぜん違いますし
たとえば、手のこぎりも電動丸ノコも同じく木を切る道具ですが

手のこぎりで自分の指を切断しようと思っても(普通そんなことは思いませんが)できません
痛くてすぐに力を止めてしまうからです。

電動丸ノコは人が痛みを感じても回転を止めてはくれません。

・手工具では大変だった作業を
楽にしてくれるのが電動工具ですが

そのパワーの恩恵を受ける以上は相応の注意が必要です。

・手工具の延長線上に電動工具があるのではない
ことを十分に認識してください。










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なくした指ははえてこない。