ウッドデッキの作り方(2)

材料を揃える

・設計図が出来たらそれをもとに材料がどれくらい必要か考えていきます。
まず、どんな木で作っていくかですが

最近はアイアンウッド と呼ばれる非常に硬質で
耐久性が高い材が市販されるようになりました。

アイアンウッドは数年前までは輸入が制限されていたのですが
現在、規制が緩和され比較的手ごろな価格で手に入るようになりました。

長い目で見るとアイアンウッドを使用した方が安上がりだと思いますが
アイアンウッドは管理人も使ったことがなく

加工性については正直、良くわかりません。
次にウッドデッキを作る機会があれば使ってみたい素材です。

ウッドデッキ作りで一般的に使われている木材は
ウエスタンレッドシダー で管理人もこの木を使っています。

SPF材の方が安上がりですが、風雨にさらされるウッドデッキに使うには
耐久性の面で心配があります。

・ウエスタンレッドシダーやSPFなどの針葉樹以外でも
もちろんウッドデッキは出来ますが

材料費、耐久性、加工性、入手のしやすさなどから考えると
針葉樹の中では今のところウエスタンレッドシダーが一番のお勧めです。

ウエスタンレッドシダーは日本語に訳すと「米杉」ですが(?)
実際には杉よりもヒノキに近い性質を持っていて

ヒノキは「檜風呂」にも使われるくらい耐腐朽性が高いと言われています。

・ウエスタンレッドシダーは通常2×4(ツーバイフォー)材として販売されています。
これらは材の厚さが2インチ(約38ミリ)、幅が4インチ(約89ミリ)に規格化されていて

長さも基本的にフィートで規格化されています。

フィート換算表
フィート o(約) およその価格(円)
4ft 1220 700
6ft 1830 1300
8ft 2440 1700
10ft 3048 2100
12ft 3650 2500
14ft 4290 2800

・上の表はあくまで目安として考えてください。
8フィートが2440oと言っても実際は材によってかなりばらつきがありますし

価格については木のグレードによって大きく変わってきます。

・ここで考えていただきたいのは例えばウッドデッキの床に
長さ1300ミリの材を必要とした場合

4フィートでは長さがたりないので6フィートの材を購入して
1300ミリに切ることになり、材料にムダが出てしまいます。

切り落とした材を他の場所に使う予定があればいいのですが
なかなかそう上手くはいかないものです。

こんな場合は14フィートの材から1300ミリを3本取るようにすれば
ムダを減らすことが出来ます。

・また設計上、1800ミリの材が必要とした時に
6フィート材なら多少長さにばらつきがあっても使えそうに思えてしまいますが

板材の両端は割れていたり砂をかんでいることが多く
かなり切り落とさないと使い物になりません。


切り落とし量は木によって違いますが
片方で50ミリくらいは見ておいたほうが安全です。

ですから6フィート(約1830ミリ)材を入手しても実際に使える部分の長さは
1730ミリ以下であると考えてください。

・設計の段階からこうしたことを計算に入れて
デザイン上の支障がなければ寸法は材に合わせて考えるようにします。

どこで木材を入手するか

・SPFやウエスタンレッドシダーは大体どこのホームセンターにも置いてあり
そこで実際の物を見て購入するのも一つの方法です。

管理人もウッドデッキを作る前、作業小屋を作った際は
SPF材を全てホームセンターで購入しています。

ホームセンターで軽トラックを借りて自宅まで運びましたが
これは結構大変な作業でした。

材木の量が多く、自宅とホームセンターを3往復くらいした記憶があります。
材木の積み下ろしだけで丸1日はかかりました。

ホームセンターで購入する場合、仕入れの時期が違うと
同じ樹種でも色合いや、時には幅や厚さなどの寸法が変わることがあるので

必要な木材は同じところで一度に購入するようにした方がいいでしょう。
ホームセンターによっては在庫が少なく、一度に購入することができないこともあります。

運搬の手間や一括購入の問題を考えると材は通販がお勧めですが
通販では実際に木を手に取って見ることが出来ないため不安な面もあります。

ウッドデッキ材に限らず輸入材にはグレード(等級)が設定されていて
節や狂いの少ない、グレードの高い材を指定すれば問題はないはずですが

グレードの高い材の中に、低い材を混ぜられたらどうしよう・・と
管理人も初めて通販で材を購入した時は心配でしたが

実際に送られてきた材はどれもグレードの高いもので
一括購入したため色合いやサイズも均質で満足できるものでした。

価格についても、送料を入れてもホームセンターで購入するより安く
何よりホームセンターではこれだけのグレードの材は見当たりませんでした。

もっとも通販ショップの全てが信頼できるとは言えませんし
信頼できるショップを見つけ、長くつきあっていくことが大切だと思います。

ちなみに管理人が購入した所はリーベ という通販ショップで
リーベ はアイアンウッドの品揃えも豊富で次の機会にもここで購入を考えています。

・木材以外に必要な資材としては金具やネジ
塗料や基礎に使う石材、セメントなどがあります。

次ページ で簡単に紹介していきます。

















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「大物を作る際は、木材搬入の労力を計算に入れておくこと」